第七回「俳句in沖縄」 入賞者
俳句ボクシング
★優勝・・・稲嶺汐里
★準優勝・・比嘉 渚
俳句ディベート
(チーム賞)
★優勝・開成高等学校
(開成チーム)
準優勝・浦添高等学校
(殿レンジャーチーム)
(個人賞)
★ディベート賞・三村一貴
(開成高2)
★作品賞
最優秀作品・中村りみ(浦添高3)
しゃっくりの止まらぬ朝の沖縄忌
優秀作品・小野修平(開成高2)
傘の骨ぎらついてをる沖縄忌
野底 琢(首里高2)
俳句大賞
(一般の部)
★最優秀賞(一名)
サイフォンに泡生る八月十五日 金城 杏
★優秀賞(二名)
着信は行進曲よ雲の峰 竹村シゲ子
慰霊の日四捨五入すな死者の数 三井量光
★佳作(五名)
海開き海へと川の集まりぬ 守屋典子
日蝕の魔界めきたる涼しさよ 友谷佐伎子
凌霄花語り継ぐなり反戦を 伊藤紀久
綱打ちの気合のひびく御嶽庭 幸喜正吉
亀甲墓向日葵一莖咲きとほす 久田幽明
(学生の部)
★最優秀賞(一名)
ドラゴンフルーツうろこあるけど飛べないよ 宇江城みきの
★優秀賞(一名)
さらさらの白紙手にして夏期講座 長浜三鈴
手作り句集大賞
★最優秀賞・・・・・比嘉 渚 「こいのぼり」
★優秀賞・・・・・・平田明日香「しおまねき」
俳句ディベート詳細
参加チーム:[火龍果チーム][MOEPROチーム][浦添高校ヤングチーム][モノクロチーム][殿レンジャーチーム]の5チーム([The Dreamersチーム][八重山高校チーム]が諸事情により棄権)
予選
Aブロック第一試合 兼題 風
火龍果チーム0-3殿レンジャーチーム
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Bブロック第一試合 兼題 風
ヤングチーム2-1MOEPROチーム
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Aブロック第二試合 兼題 ハブ
火龍果チーム3-0モノクロチーム
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Bブロック第二試合 兼題 ハブ
MOEPROチーム2-1ヤングチーム
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Aブロック第三試合 兼題 キビの花
モノクロチーム0-3殿レンジャーチーム
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計5回の試合を行い、Aリーグの代表とBリーグの代表を決めました。
Aリーグ代表は6勝の殿レンジャーチーム、Bリーグ代表は勝数3で同数ですが、上がった旗の数が多いMOEPROチームとなりました。それから三句投句式のディベートを行わない敗者復活戦を行い、火龍果チームが勝ち上がりました。
決勝リーグの組み合わせは、予選免除の東京開成高等学校チームと、Aブロック代表殿レンジャーチーム、Bブロック代表MOEPROチーム、敗者復活戦で勝ち上がってきた火龍果チームの4チームでくじを引き決めました。結果準決勝第一試合はMOEPROチーム対殿レンジャーチーム、第二試合は火龍果チーム対東京開成高等学校チームとなりました。火龍果チームは去年の俳句in沖縄で東京開成チームと対戦しており、運命的な対戦となり、試合内容も熱戦と呼ぶに相応しい試合になりました。試合結果は以下の通りです。
準決勝第一試合 兼題 沖縄忌
MOEPROチーム0-3殿レンジャーチーム
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準決勝第二試合 兼題 沖縄忌
火龍果チーム0-3東京開成高等学校チーム
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決勝戦 兼題 波
殿レンジャーチーム0-3東京開成高等学校チーム
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優勝は東京開成高等学校チーム、準優勝は殿レンジャーチームとなりました。
個人的に開成高校の決勝戦の波の句には息を呑みました。三句とも完成度が高く、それぞれが趣向の違う波を表わしている。ここまでの句を作られると、対等な作品を作る土壌作りは何年かかるんだ。といったあきらめにも似た思いがします。三句とも最優秀句としてもいい気がします。個人的には「みんみんの波の底なる駅舎かな」が今大会最優秀句です^^
準決勝・決勝戦は、決勝に進めなかった生徒たちに句めくりや音響を手伝ってもらいました。こういった形で生徒に仕事をしてもらうことによって、大会を皆で運営しているという連帯感が高まるものと考えています。開催趣旨にもあるとおり、この大会は生徒児童の勝ち負けや事業拡大を目的とするものではなく、スタッフ・生徒を含めた全員の成長や沖縄に俳句文化を根付けることを目的に行われる大会です。そういった点では今回の俳句in沖縄も大成功だったと言えます。
これからも迷惑をおかけするとは思いますが、私たち俳句in沖縄実行委員会一同懸命に頑張っていきますので、来年も俳句in沖縄をよろしくお願いいたします。
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