2018年6月13日水曜日

わくわく俳句勉強会レポート①

第一回わくわく俳句勉強会は、6/9(土)浜比嘉島への吟行をしました。
スタッフの手にも限りがあるからと、
どこまで声をかけたらいいのかと躊躇したり、
参加したいと言ってくれてた子が都合が悪くなったりで、
小学生四人でのスタートとなりました。
今回俳句勉強会をはじめるにあたって、共催である沖縄タイムスに、
この勉強会の紹介記事を載せていただいたのですが、
四人のうちの二人はその記事をみて参加してくれました。

浜比嘉島のあまみちゅー⇒しるみちゅーで吟行をしました。
しるみちゅーでは、普通はかぎが掛かってて入れない所に、
ちょうど拝みに来ているおじさんがいて、
入らせてもらって、お話を少し聞きました。
外国人の観光客も多く、話しかけられたり話しかけたりと、
普段できない経験ができました。
その後、うるま市にある生涯学習文化支援センターゆらてくで、
メモをもとに俳句を作り、俳句の披露と鑑賞を行いました。

二人は、スタッフに会うのも、吟行に参加するのも初めてでしたが、
前から知り合いだったかのようにハキハキと話をしてくれて、
こちらから促さなくても何かを発見しようといろいろと見て回り、
メモをノートに書き留めていました。

驚いたのは、二人とも花の名前とか、いろいろなことをよく知ってること。
一人は与那原で集合だったので、与那原から車でうるま市に向かう道中、
「あの黄色い花の名前なんだと思う?」と聞いてみたら、
「うーんイペーかな?」 との答え。
イペーを知っている小学生がいるなんて!とびっくり。
「イペーはもう季節が終わっちゃった。」と言うと、
「じゃ、ゴールデンシャワーかな?」
正解です。おじいちゃんの家に植えてあるそうなんです。
畑の手伝いをしたり、家族に短歌を作る人がいたりと、
いろいろな体験をしてきている二人。
二人と話していると、スタッフもワクワクドキドキです。

普通であれば、スタッフがひっぱらないとという感じなのに、
二人に関しては、どちらかというと、
たくさん湧き上がってくる話を聞いて、
ちょっとアドバイスするだけでした。

ゆらてくでは、できた俳句をかたっぱしから短冊に書き、
ホワイトボードに張っていって、最後はみんなで鑑賞しました。
お互いにこうしたほうがいいんじゃない?と直してみたり、
ああ、それはいいとうなずいてみたり。
この二人なら、俳句ディベートまでいけるかもという手ごたえを感じました。

初日はあっという間に時間が過ぎ、別れを惜しむみんなを、
明日もあるからと説得して解散しました。
とっても楽しかった!と言ってくれたので、うれしかったです。

第二回わくわく俳句勉強会は、
6/10(日)与那原町コミュニティーセンターで開催。
前日の吟行でのメモを活用させるのと、
四人のうちの二人が学校の都合で遅れてくることになったので、
吟行は行いませんでした。
一回目で吟行大好きになっている二人は少しがっかりしていましたが、
たくさん俳句をつくってくれました。



うるま市と与那原町を拠点にしていますが、
スタッフの一人は浦添市に住んでいたりと、
拠点を増やせる可能性もあるので、参加したい方は声をかけてください。

2018年6月10日日曜日

ちらしです。開催要項よりこちらをどうぞ。



わくわく俳句勉強会

第十五回俳句in沖縄を終えての感想は、
もう俳句ディベートの部分では、私たちの力は必要ないのかなということでした。
俳句やディベートの土壌がまだ育ってなかった最初のころ、
対戦がはじまっても発言できないチームもたくさんありました。
俳句をどうやって作るのか、俳句ディベートとはどういうものなのか、
学校の垣根をこえた勉強会で一つ一つ勉強したものです。
しかし、先輩から後輩へノウハウが引き継がれるようになり、
勉強会の参加者も徐々に少なくなり、自然消滅。
高校生も一人一台スマホを持っている時代、
みようと思えばネットでいろいろな対戦も見れます。
学生もしっかりしてきたような気もします。
寂しい気持ちもあるけれど、
俳句ディベートに偏りがちだったこの大会を見直し、 
もっと必要とされる所を探し、そこを耕そう。と考えるようになりました。

それで今年は俳句in沖縄にむけて、小中学生の俳句勉強会を行うことにしました。
6月9日(土)より、月3回くらいで、俳句勉強会を行っております。
俳句in沖縄スタッフが多く住んでいるうるま市と、
俳句in沖縄の開催地となっている与那原町を拠点にして、
南部と中部の俳句好きの小中学生と交流しながら一緒に勉強しよう!という会です。
もちろんその地域以外でも集合場所に集まれる方であれば参加できます。
5月30日ぐらいの沖縄タイムス(共催していただいております)にも
日程などが掲載されていましたが、
チラシと申込書を張っておくので、興味のある方はご連絡ください。
第一回と第二回を終えての報告はまた明日書きまーす。






第16回俳句in沖縄 開催要項



2018年度、第16回俳句in沖縄にむけて、いろいろと動きだしました。 
まずは、開催要項をお知らせいたします。
今年も多くの方のご協力のもと、開催される予定です。
どうぞご協力のほど、よろしくお願いいたします。


第16回 俳句in沖縄  開催要項

16回俳句in沖縄実行委員長 井波 未来 
副実行委員長 三浦和歌子 
(公印省略)
開催日時   平成30826日(日)  受付11:30      開始12:30
開催場所   与那原コミュニティーセンター
主  催   俳句in沖縄実行委員会
共  催   『ウエーブ』・『人』沖縄支社・沖縄タイムス
後  援   沖縄県文化振興会・俳句誌『人』・与那原町・与那原町教育委員会
       与那原町文化協会・公益社団法人俳人協会沖縄県支部・沖縄県俳句協会
       にぬふぁ星図書館〈河東碧梧桐研究所〉合同会社風車星

開催主旨及び事業目的
1.俳句創作を通して周りの森羅万象を丁寧に観察する目を育てる。
2.俳句文芸を通して言語感覚の向上をはかる場を提供する。
3.俳句ディベートや俳句ボクシング等の競技により知性を育てる。
4.子どもから大人まで俳句愛好者の交流の場を提供する。
5.他県の生徒や審査員の方々と俳句を通して交流し親睦をはかる場を提供する。
6.仲間意識を育て俳句への関心を高める。

内  容
  自句の鑑賞力と発表力を競いあう俳句ボクシング、高校生や一般が31組のチームで俳句の鑑賞力と分析力を競いあう俳句ディベートを行う。
  1 俳句ボクシング・・・・俳句を一人3句投句(当季自由)
  2 俳句ディベート・・・・31組のチーム編成・一人3句投句
               ☆ 兼題「 沖縄忌(慰霊の日)・ 冬瓜 ・ 流れ星 」
参加チーム多数の折は予選を行います
3 俳句大賞・・①参加資格:小・中・高校生の部は一人1句(投句無料)
                一般の部は21組で投句料1,000円(組でも可)
              ②審査方法:審査員の先生方に審査していただき当日発表とする。
  4 手作り句集大賞・・・・・参加資格:不問 
  5 ワゴン吟行・・・・・・・参加資格:不問 
  6 論文大賞・・・・・・・・参加資格:不問 ※内容については別紙参照
 

審査員     おおしろ建・川井城子・栗田やすし・佐藤郁良三浦加代子・宮城章
(五十音順)   沖縄タイムス・土屋久美子・下地慧 
予選    井波未来・亀井克朗・金城杏・三浦和歌子・本木隼人

申込締切  俳句ディベート、ボクシング、手作り句集大賞、論文大賞、俳句大賞             平成30814日(火)

振込口座  琉球銀行佐敷支店 口座番号 ( 291267 ) 口座名(俳句IN沖縄実行委員会)
            JAおきなわ与那原支店 口座番号 ( 0015346 ) 口座名(俳句IN沖縄実行委員会)

局  〒901-1301 沖縄県与那原町板良敷741 にぬふぁ星図書館3F
      TEL 零九八九四六三五三二 FAX 零九八八九四三五五一