2012年2月13日月曜日

工事中 これまでの開催実績


俳句in沖縄 これまでの開催実績 工事中

第一回 
第二回 
第三回 
第四回 

第五回俳句in沖縄

広告;(敬称略、順不同)
俳誌『人』本部、仲里砂販売所、みほその丘、ティーダカフェ、俳誌『人』沖縄支部、はごろも・明星句会、上間香、安里昌太
ながみね内科、与那原中央病院、与那原中央歯科、クリシュナ、グローバル企画印刷、アラカキ建設、オートガレージMASA、洪済寺、サンスイ、久田幽明、おもろ句会、てだこ・うるま句会、徳田 生、金城杏・冴、宮良心子、勝連千慧、にぬふぁ星
あがりえ弁当、沖縄県俳句協会、共和ホーム、JAおきなわ、介護サービスみほそ、シャロン、つつじ薬局、なぁーみ屋、西銘鈴佳、平安名真実、どんちゃん、開発屋でぃきたん
(その他広告なしの寄付もありました。)


第六回俳句in沖縄
開催日時;平成20年8月30日(土)  受付 12:30  開始 13:00
開催場所;与那原町コミュニティーセンター
主催;第6回俳句in沖縄実行委員会
共催;『ウェーブ』・『人』沖縄支部・沖縄タイムス
後援;俳句誌『人』・沖縄県俳句協会・与那原町・与那原町教育委員会
与那原町文化協会・琉球放送・沖縄県教育委員会・文化振興会
大会実行委員長;仲里八州子、副大会実行委員長;安里昌大

実施内容;俳句ボクシング、俳句ディベート(兼題「沖縄忌(慰霊の日)・守宮・夏の星」)、俳句大賞

広告;
俳誌『人』本部、よなみね眼科、金城杏・冴、みほその丘、仲里砂販売所、だこ・うるま句会、はごろも・明星句会
クリシュナ、洪済寺、グローバル企画印刷、おもろ句会、サンスイ、富士進学塾、リサイクルショップじぁんぷ、ウェーブ企画、下地慧、下地完誠行政書士事務所、久田幽明、勝連千慧、徳田安彦、安里昌太
JAおきなわ、共和ホーム、シャロン、つつじ薬局、よなばる中央歯科、宮城ミート、玉石開運、GALLERY絵夢、久田幽明、あがりえ弁当、介護サービスみほその丘、宮良心子、日野裕士、甲斐朋香

参加者;俳句ボクシング、俳句ディベート、俳句大賞


第七回俳句in沖縄


開催日時   平成21年8月23日(日)  受付12:30  開始13:00
開催場所   与那原コミュニティーセンター
主  催   俳句in沖縄実行委員会
共  催   『ウエーブ』・『人』沖縄支部・沖縄タイムス
後  援   俳句誌『人』・与那原町・与那原町教育委員会・与那原町文化協会
       沖縄県俳句協会・沖縄県文化振興会・琉球放送

実施内容;俳句ボクシング、俳句ディベート(兼題「沖縄忌(慰霊の日) ・甘蔗の花・風 」)、
       俳句大賞、手作り句集大賞




参加校;
第八回 2010年8月22日(日)於与那原町コミュニティーセンター
参加校;
第九回 2011年8月27日(土)於与那原町コミュニティーセンター
参加校;

2012年2月8日水曜日

俳句in沖縄へのご協力のお願い

俳句in沖縄では下記の通りのご支援、ご協力をお願いしております。

①俳句大賞への投句
投句料は二句一組で一組千円になっています。
三組まで投句が可能です。

②パンフレットに広告を掲載
・1/2ページ広告:20,000円
・1/4ページ広告:10,000円
・1/8ページ広告:5,000円

③パンフレット購入
 今回からパンフレットを有料(200円位?)にしようと考えております。
 投句の記念に購入していただけるとありがたいです。

④当日俳句in沖縄をのぞく
 俳句in沖縄は観覧無料です。
 飛び込みでも全然かまわないので、ぜひいらして下さい。
 観客が多いほど選手たちもはりきってくれると思います。

⑤スタッフとして参加
 スタッフの数も足りてないので、参加していただけると助かります。

⑥宣伝
 こういう取り組みがあるみたい。と宣伝していただけると助かります。

カンパ
 カンパも助かります。
 名前を出してもOKな方は広告でも。

俳句in沖縄の懐事情

俳句in沖縄はボランティアによって運営されております。

企業や個人の方々に広告を出していただくことによってご支援していただいたり、
俳句大賞に投句していただくことにより数多くの皆さんにご支援いただいております。
しかし、審査員の先生方や招待校チームの旅費などで、
最終的には赤字がでることが多く、スタッフが自腹でなんとかしている状態です。

今後ともこの大会を続けていくためにも、
新しい活動をするべくスタッフが動きやすい環境をつくるためにも、
赤字を出さない大会にしなくてはと考えています。

対戦・審査方法について



以前の俳句in沖縄の資料に、対戦・審査方法が書かれていました。
今年も大体同じだと思うので、はっておきます。

【 対戦・審査方法 】
1.俳句ボクシング
 ① 参加資格        ・小学生から一般まで年齢不問。
             ・俳句を一人3句投句する。(当季自由)
 ② ルール           ・自作の俳句を自句自解し、アピールする。
             ・1対1の俳句対決である。
        ・勝ち抜きのリーグ戦を行い優勝・準優勝を決定する。
 ③ 審査方法        ・創作点     5点満点
             ・鑑賞・発表力  5点満点
             ・創作点と鑑賞点の総合で勝敗が決まる。

2.俳句ディベート
 ① 参加資格        ・原則として3名一組とする。
・高校生と一般を対象とする。
・俳句を一人3句投句する。
 ② ルール           ・同一季題での対戦とする。
             ・相手の俳句に対し切り込み、それに応戦するディベートの形を取る。
              ・一句の対戦時間を2分とする。
              ・3句対決とするが、2勝したチームを勝ちとする。
              ・対選句の順番は、チームに任せる。
 ③ 兼題                     未定(決まり次第お知らせいたします。)
 ④ 審査方法       ・創作点(俳句の点数。ディベート前に採点)・・・5点満点
                           ・論駁点(ディベート中の発言についての点数)・・5点満点
            ・鑑賞点(作品の詩情を理解できてるか等の点数)・5点満点
            ・三つの総合点で勝敗が決まる。

3.俳句大賞
 ① 参加資格
   学生の部 … 投句無料、一人1句だけ投句できる。
   一般の部 … 2句1組で一人3組まで投句できる。
         (投句料:1組1,000円)
 ② 審査方法
   審査員の先生方に選句をしてもらい、大会当日に結果を発表する。

4.手づくり句集大賞
 ① 参加資格…手作りの句集(画用紙など簡単に手に入れられるもので)
 ② 審査方法…句集のデザインと俳句を審査する。(俳句重視)
        共催側より一人ずつ代表で審査にあたる。

2012年2月6日月曜日

ブログ名変更のお知らせ

ブログ始めたばかりなのであまり支障ないと思いますが一応ご報告。
なんで「スタッフブログ」なの?ってオットに言われたので、
「俳句in沖縄2012 種まきブログ」にブログ名を変更。
変えてみたところ、なんだかブログの方向性が見えてきた。かも。

春一番

実は私(ここの管理人)は沖縄ではなく、
台湾の台南というところに住んでおりまして、
沖縄の動きをリアルタイムでお知らせすることができず
少しはがゆい気持ちでいます。
もうしばらくして本格的に俳句in沖縄に向けて動き出したら、
沖縄のスタッフが更新してくれると思いますのでご期待ください。

今日台湾では春一番が吹きました。(たぶん。)
台南の最高気温は28.5℃だそうです。
風邪だからと娘と2,3日外に出てなかったのですが、
今日は昼寝から起きたら公園にいってこようと思います。

 二日目の居留守解きたり春一番

台南は平地が続くせいなのか風が結構強く吹くのですが、
今日はまるで嵐のようで、南側の窓をしめ切っていても
隙間風がびゅーびゅーと吹き込んできました。

 北の窓開きぬるっと春一番

部屋の中の冷たい空気と外の暖かい空気を入れ替えたいとは思いながらも、
湿度がすごくてどうしようかと一瞬迷いましたが、
結局北の窓を開いておくことにしました。

15時を過ぎたころから南風が弱くなってきました。
明日からはまた寒くなっていくようなのでさみしいです。

2012年2月4日土曜日

第9回俳句in沖縄 結果報告


第9回 「俳句in沖縄」 入賞者報告
俳句ボクシング
 ☆優勝 ( 安里渚  美東中1年  )
☆準優勝( 平田桃香 与那原東小3年)
俳句ディベート
 ☆優勝チーム (開成高等学校〈東京都〉)
☆準優勝チーム(浦添高校Bチーム『ゲリラ豪雨チーム』)
☆ディベート賞1名 (大塚凱 開成高等学校1年)
☆最優秀作品1名  (佐藤雄志 開成高等学校2年)
「火の色に瓦は古りて沖縄忌」
☆優秀作品1名   (上山美都希 浦添高校2年)
 「夏祭ジョーカーは一人外れ者」
ウエーブ賞 (照屋海沙希 沖縄東中1年)
    「泡瀬干潟ショベルカーでウミエラ破壊」
俳句大賞
一般の部
 ☆    最優秀賞1名
五箇洋子
「八月や半旗のごとき日が上る」
☆優秀賞2名
上間香
韓人からびとの碑は岩蔭に沖縄忌
金城杏
「ドラゴン果割るや弾ある島の上」
☆佳作5名
葦岑和子
「灼けはじむ石礎の名前白からむ」
仲里八州子
「大綱曳つられて飛び込む尾のあたり」
西口鶴子
 「触るるものみな灼けてをり原爆忌」
酒井和世
「バスタオル生身魂には大きすぎ」
上田豊子
「乾パンに二つの凹み原爆忌」

学生の部
 ☆最優秀賞1名 (東里こずえ 高3)
 「豊年祭わらじを二足履き潰す」
 ☆優秀賞1名  (石垣大樹 高3)
 「ラケットを振る手を収め沖縄忌」

ワゴン吟行大賞
 ☆最優秀賞1名 (大塚凱 開成高等学校1年)
 「赤紙の強き筆圧鳥渡る」
                       
手作り句集大賞
 ☆最優秀賞     儀間夏芽  (小4)『ウミエラへ』
 ☆優秀賞       知念陸   (小3)『夏の雨』
 ☆審査員特別賞  平田明日香(小5)『すいか』
 ☆功労賞      安里ファミリー   『光六つ』




子ども吟行の様子をウミエラ館のブログで取り上げていただいていたようです。
http://umierakan.ti-da.net/e3464893.html

第8回俳句in沖縄 結果報告


第八回「俳句in沖縄」結果発表

俳句ボクシング  優勝 安里渚   準優勝 野原脩平
俳句ディベート  優勝チーム    開成高等学校チーム
 ディベート賞   山口萌人【開成】
最優秀作品賞  平井湊(皆人)【開成】
               ★作品 小さきもの水へと還す沖縄忌
優秀作品賞     仲村美涼【首里】
                      ★作品 エイサーの鼓動や空を裏かえす
ウエーブ賞    鎌ヶ迫えり
手作り句集大賞  最優秀賞    比嘉菜々子『島ぞうり』
優秀賞     安里渚  『終戦日』
審査員特別賞  友寄愛美 『月桃花』
功労賞     宮良心子 『太郎月』
ワゴン吟行大賞  最優秀賞    大塚凱(雅也)【開成】
★作品 掌に汗を包める祈りかな

俳句大賞審査結果
一般の部

最優秀賞(一名)

45  蝉穴の無数といへど命穴    平野茂子
優秀賞(二名)

23  引越の荷に一本の蝿叩         浅見三千子
73  朝涼の竈を出でたるパンの貌        上野未有
佳作(五名)

6   電波訓練螢袋をすべて抜き         守屋典子
79  白を着て黒着てほのと夏痩せか    藤井 綸
  93  河童忌の顎を突き出す扇風機       原田嶺子
  142 生へはじむ子牛の角の涼しかり     土佐林翔
  156 天にホームラン八月十五日        葦岑和子
学生の部
最優秀賞(一名)

253 夏休みちょっとくずれてオムライス      仲嶺果倫
優秀賞(一名)

238 あかペンはとてもあかいねいれいの日 やまざとこうだい

2012年2月3日金曜日

第7回俳句in沖縄 結果報告

第七回「俳句in沖縄」 入賞者

俳句ボクシング
★優勝・・・稲嶺汐里
★準優勝・・比嘉 渚

俳句ディベート
(チーム賞)
★優勝・開成高等学校
(開成チーム)
 準優勝・浦添高等学校
(殿レンジャーチーム)

(個人賞)
★ディベート賞・三村一貴
(開成高2)

★作品賞
 最優秀作品・中村りみ(浦添高3)
しゃっくりの止まらぬ朝の沖縄忌

 優秀作品・小野修平(開成高2)
傘の骨ぎらついてをる沖縄忌

 ウエーブ賞
野底 琢(首里高2

俳句大賞
(一般の部)
★最優秀賞(一名)
サイフォンに泡生る八月十五日      金城 杏

★優秀賞(二名)
着信は行進曲よ雲の峰          竹村シゲ子
慰霊の日四捨五入すな死者の数      三井量光

★佳作(五名)
海開き海へと川の集まりぬ        守屋典子
日蝕の魔界めきたる涼しさよ       友谷佐伎子
凌霄花語り継ぐなり反戦を        伊藤紀久
綱打ちの気合のひびく御嶽庭       幸喜正吉
亀甲墓向日葵一莖咲きとほす       久田幽明


(学生の部)
★最優秀賞(一名)
ドラゴンフルーツうろこあるけど飛べないよ  宇江城みきの

★優秀賞(一名)
さらさらの白紙手にして夏期講座     長浜三鈴


手作り句集大賞
★最優秀賞・・・・・比嘉 渚 「こいのぼり」

★優秀賞・・・・・・平田明日香「しおまねき」

★審査員特別賞・・・新屋敷 文「ま夜中」






俳句ディベート詳細
参加チーム:[火龍果チーム][MOEPROチーム][浦添高校ヤングチーム][モノクロチーム][殿レンジャーチーム]の5チーム([The Dreamersチーム][八重山高校チーム]が諸事情により棄権)


予選

Aブロック第一試合 兼題 風
火龍果チーム0-3殿レンジャーチーム
Bブロック第一試合 兼題 風
ヤングチーム2-1MOEPROチーム
Aブロック第二試合 兼題 ハブ
火龍果チーム3-0モノクロチーム
Bブロック第二試合 兼題 ハブ
MOEPROチーム2-1ヤングチーム
Aブロック第三試合 兼題 キビの花
モノクロチーム0-3殿レンジャーチーム
 



 計5回の試合を行い、Aリーグの代表とBリーグの代表を決めました。

 Aリーグ代表は6勝の殿レンジャーチーム、Bリーグ代表は勝数3で同数ですが、上がった旗の数が多いMOEPROチームとなりました。それから三句投句式のディベートを行わない敗者復活戦を行い、火龍果チームが勝ち上がりました。
 決勝リーグの組み合わせは、予選免除の東京開成高等学校チームと、Aブロック代表殿レンジャーチーム、Bブロック代表MOEPROチーム、敗者復活戦で勝ち上がってきた火龍果チームの4チームでくじを引き決めました。結果準決勝第一試合はMOEPROチーム対殿レンジャーチーム、第二試合は火龍果チーム対東京開成高等学校チームとなりました。火龍果チームは去年の俳句in沖縄で東京開成チームと対戦しており、運命的な対戦となり、試合内容も熱戦と呼ぶに相応しい試合になりました。試合結果は以下の通りです。

準決勝第一試合 兼題 沖縄忌
MOEPROチーム0-3殿レンジャーチーム
準決勝第二試合 兼題 沖縄忌
火龍果チーム0-3東京開成高等学校チーム
決勝戦 兼題 波
殿レンジャーチーム0-3東京開成高等学校チーム

 優勝は東京開成高等学校チーム、準優勝は殿レンジャーチームとなりました。





個人的に開成高校の決勝戦の波の句には息を呑みました。三句とも完成度が高く、それぞれが趣向の違う波を表わしている。ここまでの句を作られると、対等な作品を作る土壌作りは何年かかるんだ。といったあきらめにも似た思いがします。三句とも最優秀句としてもいい気がします。個人的には「みんみんの波の底なる駅舎かな」が今大会最優秀句です^^

準決勝・決勝戦は、決勝に進めなかった生徒たちに句めくりや音響を手伝ってもらいました。こういった形で生徒に仕事をしてもらうことによって、大会を皆で運営しているという連帯感が高まるものと考えています。開催趣旨にもあるとおり、この大会は生徒児童の勝ち負けや事業拡大を目的とするものではなく、スタッフ・生徒を含めた全員の成長や沖縄に俳句文化を根付けることを目的に行われる大会です。そういった点では今回の俳句in沖縄も大成功だったと言えます。
 
これからも迷惑をおかけするとは思いますが、私たち俳句in沖縄実行委員会一同懸命に頑張っていきますので、来年も俳句in沖縄をよろしくお願いいたします。


(報告者:本木)


報道
ワラビー2009年8月30日「第7回 俳句in沖縄 磨いた感性競う」



第6回俳句in沖縄 結果報告


第六回「俳句in沖縄」 入賞者


俳句ボクシング
★最優秀・・・・・・比嘉 渚(比屋根小4)

★優秀・・・・・・・野原脩平(美東小4)



俳句ディベート
(チーム賞)
★優勝・・・・・・東京開成高等学校
準優勝・・・・・首里高等学校(海人チーム)

(個人賞)
★ディベート賞・・・加藤光彦(開成高1)

★作品賞
最優秀作品・・・・・小野あらら(開成高1)
    原色の花に棘あり沖縄忌

優秀作品・・・・・・銘苅謙勇(浦添高2)
    赤土の畑道一つ梅雨の星



俳句大賞
(一般の部)
★最優秀賞
61  熱闘のあとの握手の涼しかり       牧 静

★優秀賞
57  かき氷椅子に所在のなき背骨       津川琉衣
109 杖持つ手の静脈怒張原爆忌        島倉千春

★佳作
58  晩夏光きりんの首をただよひぬ      津川琉衣
137 終戦忌昭和紡ぎし地機撫で        富永浄子
172 「軍用地求む」広告沖縄忌        金城 冴
207 胃の処方なり魂迎の炊込飯        安里昌大
245 魂送りうからも土産さげて去る      當間タケ子

(学生の部)
★最優秀賞
251 繋いだ手鼓動かき消す花火音       宮城里穂

★優秀賞
248 シーサーや物足りず花火をも喰う     新垣 和



沖縄タイムスの記事
http://www.47news.jp/CI/200808/CI-20080831-00318.htmll(キャッシュより)
俳句でノックアウト/開成高 ディベート圧倒
 俳句を通して若い世代の交流を深めようと「俳句in沖縄」(主催・同実行委員会・共催・沖縄タイムスなど)が三十日、与那原町コミュニティーセンターで開かれた。小学生は「俳句ボクシング」、高校生が「俳句ディベート」で互いの俳句を批評した。  一対一の「俳句ボクシング」。名古屋の動物園の情景を歌った比嘉渚さん(比屋根小四年)の「ペンギンでいっぱい夏の水族館」が最優秀賞を受賞した。  三人一チームの「俳句ディベート」の決勝は、「第十一回俳句甲子園」で優勝した招待チームの開成高校俳句部が首里高校を二勝一分けと圧倒。開成の福田部長(二年)は「沖縄にまつわる季語になじみがなく、難しい試合だったがいい経験」と充実感を漂わせた。個人の最優秀賞は開成高一年小野修平君の「原色の花に棘あり沖縄忌」が受賞した。


第5回俳句in沖縄 結果報告


第五回「俳句in沖縄」 入賞者


俳句ボクシング
★最優秀・・・・・・塚本光太郎(真鍋小6)

★優秀・・・・・・・比嘉 渚 (美東小3)



俳句ディベート
(チーム賞)
★引き分け・・・・・・首里高等学校 対 開成高等学校

(個人賞)
★ディベート賞・・・村越 敦(開成高2)

★作品賞
最優秀作品・・・・・桑江彩香(浦添高1)
グルクンや朝の黒板反射して

優秀作品・・・・・・香川貴之(開成高2)
高砂魚の群れて海神うねりけり



俳句大賞(一般のみ)  
★大賞
最優秀賞
162 夏休み終わる土佐日記の余白       本木隼人

優秀賞
23  サングラス一八〇度の海に出る      井波未来
114 松明の火の粉の中に綱引けり       いなみ悦

佳作
35  石灼くる敵見方なき刻銘碑        小松澄子
43  媼らの指笛に湧く祭り綱         崎間恒夫
99  鉄骨の高く組まれし終戦日        金城 杏
110 原付のひび割れミラーに映る夏      城間健吾
160 ごみ箱の中におりたる残暑かな      當間和幸




第3回俳句in沖縄 結果報告


第三回「俳句in沖縄」 入賞者

俳句ボクシング
★優勝・・・・・・山内智絵(小5)

★準優勝・・・・・山口紗葵(中3)

俳句ディベート
(チーム賞)
★優勝・・・・・・首里高等学校

(個人賞)
★ディベート賞・・比嘉祐奈(高2)

★作品賞・・・・・森田貴之(高1)
生みたての卵ざらざら終戦日

俳句大賞
(一般の部)  
★大賞          ※「や」を「を」に訂正致しました。間違いありませんか?
127 サーファーを天に持ち上ぐ土用波     千葉県   田頭玲子

秀逸
27  畦草の刈られてさらに強くなる      富山県   山本 子
132 ハンカチの白さ目に泌む沖縄忌      東京都   佐藤郁良
141 爪伸びて休暇の終り鳳仙花                神奈川県  竹内悦子
171 山頭火の丸き眼鏡や蟻地獄                熊本県   田中耕一
225 背番号なき子の素振り虫すだく            静岡県   河江昌子

佳作
22  つねの田につねの顔あり沖縄忌      三重県   山田千秋
34  いきなりの天意でありぬ蝉の尿      大阪府   大西登美子
66  花昼顔アマミクの降りたちし浜      沖縄県   崎間恒夫
74  サーカスの来てゐる町の女郎蜘蛛     神奈川県  津川喜美子
87  夾竹桃基地を覆ひて敗戦日        沖縄県   川崎盧月
148 ゆうな咲き潮の道ある祝女の島      静岡県   関野星夜
149 椰子蟹を崖に垂らす慰霊の日       静岡県   関野星夜
202 飛魚凪や地割畑の石並ぶ         沖縄県   幸喜正吉
277 最後まで咲かせる覚悟立ち葵       神奈川県  吉永興子
278 今年竹伸びる隙間が用意され       神奈川県  吉永興子

(学生の部)
★大賞
28  シーサーが口をひらいて暑中見舞い    白川小学校4年    金城樹羅 
秀逸
1   沖縄忌音たて熱湯溢れだす        浦添高等学校3年   嘉手納知加
97  青い海青いお空とおそろいだ       佐敷小学校6年    宮城杏奈 
佳作
110 勝負決め空手の組み手秋の空       沖縄養護高等学校3年 新垣航生 
116 もう消えない携帯の傷冬木立       泊高等学校夜間部2年 前田ゆかり
117 針水晶浜辺を歩くゴム草履        伊波中学校2年    長浜三鈴 
ウエーブ賞
山口紗葵(中3)
沖縄忌母と二人で南向く

2012年2月1日水曜日

俳句in沖縄について

俳句in沖縄は、今年で第十回を迎える沖縄の若者を中心とした俳句の大会です。
これまでの俳句in沖縄の詳細はこちら

開催主旨及び目的(以前のパンフレットより)
1.俳句を創作させ、まわりの森羅万象を丁寧に観察させる。
2.俳句という文芸を通して、言語感覚を向上させる場を提供する。
3.俳句ディベートや俳句ボクシング等の競技により、知性を育てる。
4.子どもから大人まで俳句愛好者の交流の場を提供する。
5.他県の生徒や審査員の方々と俳句を通して交流し親睦をはかる場を提供する。
6.仲間意識を育て、俳句への関心を高める。

というように、俳句と子どもたち、
また俳句をつくる大人と子どもとをつなごうという取り組みです。

大会当日のプログラム(例)
8:30~俳句ディベート予選(2012年は別の日に開催予定)
12:30 参加受付
13:00 開会式
13:20 俳句ボクシング
14:00 休憩・準備(10分)
14:10 俳句ディベート
予選を勝ち抜いた3チームとシード1チーム(招待校チーム)、
計4チームによるトーナメント戦。
16:00 表彰式、審査員からのお話、閉会の挨拶
交流会・親睦会

競技内容のゆるーい説明(ルールなどは⇒対戦・審査方法について
俳句ボクシング:
子どもから大人まで参加OKな俳句の詠み合いの競技。
主に子ども句会に参加している小中学生が参加。
子ども吟行で丁寧に史跡や山海をめぐったりして、
体験から生まれた俳句ができるよう目指している。
俳句だけでなく、自句自解をしてもらうので、
さらに深く自分の俳句と向き合うことができる。
子どもの自句自解が毎年会場にいる大人たちをうならせる。

俳句ボクシングの様子。最後に皆の句をもう一度披露してもらっている所。
俳句ディベート:
高校生から一般まで参加可能だが、高校生や
高校時代に俳句ディベートをやっていたというOBが主。
沖縄県外から招待した高校生チームも参加する。
沖縄は島であるため、他県の生徒との交流はあまりできない。
他県から招待することにより、沖縄にはない俳句の風を運んできてもらい、
沖縄の不利さを補おうという試みである。


大会に付随する行事
ワゴン吟行:
スタッフの運転するワゴンに分乗し、
老若男女入り混じって史跡などを巡り、俳句を詠み合う。
即吟:
即興で俳句を吟じあう。


大会当日以外の活動
俳句甲子園沖縄予選のお手伝い(2004年~)
講習会(第9回は、那覇、南部地区他、八重山地区実施2回)
一年を通しての句会、吟行(子ども吟行句会など)
  スタッフが参加する句会
    ・おもろ句会 首里公民館 第2土曜日 13:00~15:00 団体室
    ・明星句会  与那原町コミュニティーセンター  会費1000円
           第1土曜日 午後7:30- 9:30  第4日曜日 午後1:30- 6:00
    ・水脈の会  与那原町コミュニティーセンター  会費1000円
            第1水曜日 午前10:00-12:00
    

実行委員
俳誌『ウェーブ』のメンバーを中心にはじめられた。